電話恐怖症-社会不安障害の症状

電話恐怖症

 電話恐怖症とは、電話のやりとりに強い恐怖を感じ、電話に出てもまともに会話ができないというものです。
 誰でも顔の見えない相手と話すことは多少なりの不安はあるものです。しかし、社会不安障害の人の中には強い恐怖の対象と感じる人もいるのです。

 

 電話のベルが鳴るたびに背筋が凍る思いをします。

 

 電話恐怖症の人が電話に出ると次のような状況になります。

  • 硬くなって何も話せない。
  • 会社名を名乗ることもできない。
  • 言葉に詰まる。
  • とても小さな声しか出せない。

 このような状況に本人はもちろん、周りの人もハラハラします。

 

 症状が続くと、電話が怖いあまり、会社を休んでしまったり辞めてしまったりすることもあります。
 電話でのやりとりをしない仕事につくという方法もありますが、日常生活でも電話が怖いため、根本的な解決にはなりません。

 

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社会不安障害の症状には、発汗恐怖症というものがあります。発汗恐怖症の人は、強い緊張感からひどく汗をかいてしまいます。それだけではなく、発汗自体を恥ずかしく感じ、人前に出ることを避けるようになってしまいます。
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