不安障害の薬
不安障害の薬はは、不安障害の治療を手助けしてくれます。
不安障害で使われる薬には、抗不安薬を中心に、主に次のようなものがあります。過剰に飲んだりしてはいけません。医師の処方のもと、正しく飲んでください。
- ベンゾジアゼピン系抗不安薬
- セロトニン作動性抗不安薬
- 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
- β遮断薬(ベータ遮断薬)
- 漢方薬
- 睡眠薬
薬の使われ方
抗不安薬が中心に使われます。抗不安薬の効果が出てくるまでの間、SSRIなどの抗うつ薬があわせて使用されることもあります。
不安で眠れないといった症状のために睡眠薬が使われることもあります。
薬による治療を受けるにあたって
不安障害など心の病気を持つ方のなかには、副作用を心配して、薬を拒む方も多いようです。
ただ、不安障害は、気の持ちようでなんとかなる病気ではなく、脳内のホルモンバランスがくずれて起きる病気です。そのバランスを正常にするための薬です。副作用のない薬はありませんが、それ以上に安全性が高いものです。医師の指示に従って正しく服用してください。特に勝手に服用を中止したりすると、効果がないどころか逆効果になることすらあります。
服用についてなにか心配があれば、まずは医師に相談しましょう。自分判断で決めないことが大切です。