不安障害の克服

仕事のストレスで軽い不安障害になった方の体験談

 仕事のストレスで軽い不安障害になった方の体験談を紹介します。

 

 私は今まで、人前で話したり、発言したりすることにほとんど抵抗はありませんでした。

 

 ところが、仕事が忙しくて残業や休日出勤をしたり、休みの日でも仕事が気になったりして、精神的に追い込まれると、心身に異変が現れました。
 急に人の目が気になるようになってしまいました。そして何日かすると、人前で話すときに、動悸が激しくなったり、発汗したりするようになってしまいました。「このままでは人前で話せなくなってしまう」「人と会うのが嫌になって仕事ができなくなってしまう」と不安で不安でたまらなくなり、食欲もなくなってしまいました。

 

 私の異変に気づいた母が一度、病院に行くようにと知り合いのメンタルクリニックを紹介してくれました。

 

 診察を受けると、軽度の不安障害になっていると告げられました。薬を使って治療する方法を提示されたのですが、わたしは薬に抵抗があり、また、飲み続けることにも不安がありました。そこで、他の方法はないか先生と相談し、まずはカウンセリングやグループディスカッションなどを行って克服する方法をとりました。

 

 特にグループサディスカッションでは同じような不安障害の症状を持っている人と話をすることができ、とても有意義でした。少しですが、自分の中で心の整理ができました。一人で悩むのではなく誰かにすぐに相談するようにしました。思考面では、仕事のことばかり考えるのではなく、趣味や休息をもっと大事にするように考えるようになっていきました。

 

 私にはグループディスカッションがあっていたらしく、薬なしで克服していくことができました。おそらく、軽度の不安障害だったからと思います。重い不安障害の方は、やはり医師と相談しながら、薬による治療も検討したほうがいいと思います。

 

 仕事のストレスで不安障害になる人はたくさんいます。できるだけ軽症のうちに医師に相談するのが、不安障害を早期克服するポイントです。

 

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