社会不安障害の診察の流れ

社会不安障害の診察の流れ

 社会不安障害の診察の流れを紹介します。
 入院が必要な病気ではないので、近くの精神科や心療内科を受診すると良いでしょう。

 

受付

 受付は一般的な内科などと同様です。保険証を出して、初診であることを伝えましょう。

 

問診票

 受付から問診票が渡されます。症状や来院の理由、治療歴などを記入します。

 

問診

 問診では、どんな症状が出ているか、その症状が現れる背景(仕事や家庭生活)や生育歴などを、医師と対面して話します。

 

心理検査

 STAI(State-Trait Anxiety Inventory)やリーボビッツの社会不安評価尺度といった検査を行うこともあります。

 

診断

 情報を総合して、最終的な診断がされます。社会不安障害の可能性が高い場合は、薬物治療を含めた今後の治療方針について説明を受けます。薬のことなど不明のことがあれば遠慮なく質問しましょう。

 

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