社会不安障害の診断のポイント
社会不安障害の診断のポイントを紹介します。
これらにあてはまるかが社会不安障害を見極める上で大切になってきます。
人前で緊張や不安を感じる
”人前で”緊張や不安を感じることが一つのポイントです。
症状としては、「大勢の前に出ると極度に不安になる」「あまり知らない人と話すと不安になる」「人前で電話にでるのが不安」「人前で字を書くのが不安」といったものがあります。
一人でいる時も不安を感じるときは別の病気の可能性が考えられます。
身体的な症状が出ている
身体的な症状が出ているかどうかも診断の上で重要なポイントになります。
症状としては、苦手な場面で「心臓がドキドキする」「顔が赤くなる」「汗をかく」「息苦しくなる」といったものがあります。
苦手な場面を避けるようになる
緊張や身体的な症状が出ることを恐れて、苦手な場面を避けているかどうかもポイントになります。
例えば、「会議に出ることが多くなるので昇進を断る」「電話に出ない」「会議に出ても何も発言しない」といったものです。
実際に避ける行動をしなくても、避けたいという気持ちが強い場合は社会不安障害の症状と考えられます。
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