パニック障害

満員電車で突然息苦しくなる

 通勤の満員電車は人がぎゅうぎゅうすし詰め状態でした。
 そんなとき、突然心臓が飛び出しそうなほどドキドキして激しい動悸がしてきました。息苦しくもなり、とてもつらい状況になりました。
 通勤快速に乗ったため、次の駅まではまだ10分ほどあります。次の駅までもつかとても不安でした。つり革に必死につかまって、誰か助けてと心のなかで叫びました。
 なんとか駅について、ふらふらになりながら人をかき分けてホームへ降り、ベンチに倒れこみました。異変に気づいた駅員さんが救急車を呼んでくれて、病院に搬送されました。
 ところが、病院につくころにはすっかり動悸も治まり、息苦しさなど他の症状もなくなっていました。医師からは体の異常はないと言われました。
 でも、本当に苦しくて、このまま死んでしまうのではないかと思いました。この経験以来、電車に乗るのが怖くなってしまいました。

 

 パニック発作では突然何の前触れもなく激しい動悸や呼吸困難、めまい、吐き気や冷や汗などの複数の症状があらわれます。
 症状は10分〜20分くらいでおさまることがほとんどです。しかし、そういった経験をしたことにより、その原因となった場所や状況をさけるようになることがあります。

 

満員電車で突然息苦しくなる-パニック障害の症例関連ページ

一人で人混みに行くのが怖くなった
パニック障害の症例を紹介します。一人で人混みに行くのが怖くなったというケースです。
映画館で息苦しくなる
パニック障害の症例を紹介します。映画館や美容院などじっとしていると息苦しくなるというケースです。
エレベーターに乗れなくなった
パニック障害の症例を紹介します。エレベーターに乗れなくなったというケースです。
渋滞の車の中で突然めまいがした
パニック障害の症例を紹介します。渋滞の車の中で突然めまいがしたというケースです。
一人でくつろいでいる時に激しい動悸がした
パニック障害の症例を紹介します。一人でくつろいでいる時に激しい動悸がしたというケースです。
会議中に失神しそうになった
パニック障害の症例を紹介します。会議中に失神しそうになったというケースです。
パニック障害と電車
パニック障害と電車の関係を紹介します。