パニック障害の予防

パニック障害の予防

 パニック障害の予防について紹介します。

 

適切なストレス解消を

 ストレスによってパニック障害の症状が悪化することがあります。ストレスを解消する方法は人それぞれ。自分なりの解消方法をみつけましょう。
 例えば次のようなことはいかがでしょうか。

  • 友人と会話する。
  • 適度な運動をする。
  • 音楽を聞く。
  • 美味しいものを食べる。

 心も体もリフレッシュすることが大切です。映画館や電車移動によって症状が出やすい場合は、いくらストレス解消のためとはいえ避けたほうがよいでしょう。

 

日常にリラックス法をとりいれる

 ストレスや緊張をほぐすために、日頃からリラックスするようにしましょう。リラックス法を知っておけば、いつどんな場所でも手軽にリラックスができます。
 リラックス法には、腹式呼吸筋弛緩法自律訓練法があります。どれも簡単にできるものなので覚えておくとよいでしょう。

 

 

正しい睡眠リズムを作る

 睡眠時間が短い生活を続けると、自律神経が乱れストレスに対する抵抗が弱くなります。それがパニック障害の悪化を招くこともあります。
 正しい睡眠のリズムを身につけるには、次のようなことを実践するとよいでしょう。

  • 夜型の人は就寝時間を徐々に早めるようにする。
  • 早く寝るには夕方頃に適度な運動をする。
  • 長い昼寝はしない。15時前の20〜30分程度にする。
  • 風呂は就寝1時間〜2時間前にぬるめのお湯にゆっくり浸かる。

 

 その他、バランスのよい食生活をしたり、趣味を持ったりすることも、パニック障害の予防に有効です。日々をゆったりと過ごせるようにしましょう。

 

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