認知行動療法

認知行動療法

 社会不安障害の治療では認知行動療法が用いられることがあります。

 

 社会不安障害の人は、さまざまな場面で物事をネガティブに受け止めがちです。
 何かミスをしたときに重大な失敗をしてしまったと深く落ち込んでしまったり、苦手な場面を迎えるとまた失敗するのではないかと考えてしまったりします。

 

 認知行動療法とは、そういったネガティブな考え方をやめて、認知(物事の捉え方)を改めていこうとする行動療法です。

 

 苦手な場面を想定して話し方を練習したり、緊張を解くためのリラックス方法を学んだりします。そして、治療が進んできたら実際に不安を感じる場面に身を置いて練習したりします。

 

 苦手と思っていた場面でも、実際にはそんなに恐ろしいことは起こらないということを肌で感じていくことで、社会不安障害を克服していきます。

 

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