セロトニンを増やす生活を

セロトニンを増やす生活を

 社会不安障害の症状を抑える習慣として、セロトニンを増やす生活をこころがけてみましょう。

 

 セロトニンは心のバランスを整える働きのある神経伝達物質です。セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、緊張状態を生み出しやすくしてしまいます。したがって、社会不安障害の方は日頃からセロトニンを増やすことを意識した生活を送ることが大切です。

 

 セロトニンは規則正しい生活を送ることで増えていきます。食事をするとL-トリプトファンという成分が取り入れられ、日中に十分活動することでセロトニンを合成します。さらにセロトニンはメラトニンに変化します。メラトニンは良質な睡眠を生み出します。そして、朝起きたらカーテンを開けて、たっぷり陽の光を浴びましょう。交感神経のスイッチが入り、スムーズに一日をスタートできます。

 

 しっかりとした睡眠ができると、昼間活動的に過ごすことができます。このように良いリズムの生活をすることで、社会不安障害の症状を抑えることができます。

 

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