睡眠をきちんととる

睡眠をきちんととる

 睡眠不足は緊張状態を生み出し、社会不安障害の症状を悪化させてしまいます。睡眠不足が与える悪影響と質の高い睡眠をとるポイントを紹介します。

 

睡眠不足が社会不安障害を悪化させる仕組み

 質の低い睡眠や睡眠不足は、アドレナリンやノルアドレナリン、副腎皮質ホルモンといった脳内物質の分泌を促します。これらの脳内物質はドキドキや不安や恐怖を生み出すもので、体を緊張状態にさせるものです。そのために、社会不安障害の症状を引き起こしやすくしてしまいます。

 

質の高い睡眠をとるポイント

 規則正しい生活を送ることが質の高い睡眠をとるポイントです。次のことをこころがけましょう。

  • 夜は0時前には寝る。
  • 朝をきたらカーテンを開けて日を浴びる。体内時計をリセットする効果があります。
  • 1日3回、栄養バランスの良い食事をする。
  • 寝酒は睡眠を妨げるので避ける。

 

睡眠をきちんととる-社会不安障害の治療関連ページ

社会不安障害の治療で使用する薬
社会不安障害の治療で使用する薬を紹介します。
認知行動療法
社会不安障害の治療では認知行動療法が用いられることがあります。
未成年の治療について-社会不安障害の治療
未成年の社会不安障害の治療について紹介します。
セロトニンを増やす生活を-社会不安障害の治療
社会不安障害の症状を抑える習慣として、セロトニンを増やす生活をこころがけてみましょう。
朝食をきちんととる-社会不安障害の治療
朝食は生活リズムの基本となる大切なものです。朝食をきちんと取ることで午前中の活動を活発にし、セロトニンを増やすことができます。そうすると睡眠が安定し、緊張状態を抑えられるようになります。
適度な運動-社会不安障害の治療
社会不安障害の人は不安や緊張で体が硬くなっています。体をリラックスさせて精神を安定させましょう。